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どうっ!      パート2

どうっ!      

年の暮れ、年末の仕事納めに忙しく、帰宅が毎晩11時近く、居間で食事を取るなり、朝まで<爆睡>の次男。
シュトーレンの疲れが取れずに、毎晩食事をとるなり、口を開けて<爆睡>の旦那。
しんどい時は場所もかまわず、カッコウも構わず、只ひたすら眠るのは書いている私も同じです。

こんな、疲れた時にお風呂が故障・・・そうです湯沸かし器が寿命です。

困った・コマッタ・こまったちゃんの日々・でもお風呂が入れないのは<夕方に電気がつかない家庭>のよう。

男はんが仕事から帰ってきはったら、家に電気が灯っていて美味しい匂いがする・・・そやからホッとして家路を急ぐ・・・その様な家を作りなはれ!!・・・と遠い昔お姑さんに、もっと遠まわしに言われた覚えがある。
凛として筋が通っている・・・と感心したのが私の印象でした。

お風呂は忙しい次男に頼む事にした。卸値段で手に入る事、工事を息子が出来る事。親は大助かり!!
<忙しそうだから、休みに入った30日につけてくれたら良いよ!>と一言だけ行っておいた。

今日夕方に帰ると、昨晩「忘年会」で夜が遅くて、疲れているだろうに、それに雨なのに・・・でもしっかり工事は終わっていた。
ゴミひとつない工事でした。古い湯沸かし器もガレージに行儀良く仕舞われていた。
几帳面な性格が仕事の終わりの後片付けにまで出ている。

あっぱれ!である。仕事の日付を几帳面に守る・・仕事がきれい!どうっ!!・・と言いたい。

来年4月に息子は「独立」をします。
独立・・と言っても今の会社との繋がりはそのままで、会社の車も頂くようです。(ラッキーでしょう?)
勿論、これからは色々な事があるでしょう~~

主人が「俺が作ってくる」・・・と言っています。
そうです。印鑑です。色々な印鑑が必要になります。3種類の印鑑、「お祝い」にします。

職安で探して就職して、怒られて、教えられて、自分で覚えて、自分で頑張って、「お前なんか、アテにしてるか!」発言から「辞めるなよ、いまに有限会社にするから」と言われ、今回は「辞めても仕事はしてくれ!」と言われるに至った。
どうっ!・・・と言いたい(笑)。

サラリーを考えずに、時間も考えずに働く息子は、ほんまに「今どき珍しい職人」です。

自分が納得できる仕事がしたい!
頼まれた仕事はどんな状況でも断わらない。断わるのは絶対いやっ・・と言う。

だから、今回の瞬間湯沸かし器は「トどんなモノを買うのか全く分からず、細かい事を聞くと
「他所に頼めーーー」と言われてしまいます(ガックリ)

職人のプライドが許さないのです。

「お任せいたします」・・と黙ってみていないと駄目なんですよネッ。

今日、朝の番組「サンデーモーニング」で、若い人たちがそれぞれの分野で頑張っているのを見た。
見た方もいられるでしょうか?
30歳男子、日本中の農業放棄地を耕す会社を立ち上げて、若い人が集まり、生計が成り立つように前向きにの「農業」を捉えています。
彼がこの様な仕事をしようと思った心根は、荒れ果てた日本の土地を見た時です。そうです塩害でやられた東北の土地です。
3年は駄目だといわれた塩害で痛んだ田畑を研究の結果、あるものを使い5ヶ月で復活させたのです。

私は此処まで見ただけで感動でいっぱいでした。
<頑張って!頼む>と言う気持ちです。

二人目の男子はこれも30歳位でした。大手メーカーに勤めていたが「やりがい」を感じずにそこを退職した5人が会社を立ち上げ、マンショんの一室で「手の不自由な方でも操作できる電動車椅子を作り上げていました。
周りにはこの様な若い気力のある人たちがいっぱい要るそうです。

もう一つの会社は30過ぎ位の女子が代表でした。
「高校生の気持ちをフラットに聞きだす」グループでした。
そこで高校生が「自分の目標」を意識したり、気付いたりするための会話を年齢の差のない彼らが聞き出すのです。

みんな、やっているんだ!地に足つけて・・・おばさんは嬉しくなりました。

だって、どれだけ頑張っても後は若い彼らに頑張ってもらわないといけないこれからの時代ですからねっ。

どうっ!日本の若者、頼もしい奴も多いだろう!

by yukiwaa | 2012-12-31 00:24 | 生きものいきいき