若者の生活の厳しさは・・
若い子の仕事事情が厳しくなっていて、本物の「安定」をひとりの力で手に入れるのに、すごい努力がいります。
周りの若い子をみていても、ちょっとの違いの給与体系などが違う。
大きな病院などは医療事務のような仕事でも全て外注にだすので、雇われる子は派遣社員になります。
基本給与は9万円位だそうです(看護師をされていたその子のお母さんから聞いた話です)
後は、残業・残業で稼ぐそうです。
結婚まで二の足を踏むと・・いう。
もう一人の同じ医療事務で働いている子は、「直接雇用」なので、全ての保険もつき、出産休みをとっても、「給与」が出ます・・・ボーナスも出ます・・・1年ですが、有難い状況です。
同じ仕事なのに、扱われ方の違う事・・・京都市や府で経営している病院の方が「業務委託」です。
国も地方も予算がないので、こうなるんでしょうか?
現場監督をしている、ある人の話ですが、公共事業を引く受けても、あとで追加工事がでると、予算がナカナカ下りないらしいのです、下りないと、全ての仕事を中断せざるをえず、働いている人にも給与が遅れる状況になるらしいです。
なぜ、追加工事が出やすいかと言うと、最初から必要な「図面」の数が減らされているからなのです。
昔と比べると図面の数はすごく減っているらしいのです。
これも、節約の予算しかつかない国や地方の状況でしょうか?
兵庫県の方ですが、無理してでも、関東方面に仕事に行くと言ってました。
その方が「給与」が良いと・・・
家に帰ってから、下の息子に聞いてみた。「関東のほうが料金がいいからと行く人もいるみたいだけど、あんたとこは如何なん」・・と。
下の息子は「水道設備の仕事」をしています。彼も現場を任せられるので聞いてみたのですが、「京都というところが、けったいなんか知らんけど、あまり外に仕事にいかんし、外からも人をあまりいれへんねん。大阪あたりの人、たまに来るけど。俺も、あんまり行きたないわ」・・・と。
主人の顔をみたら、「やっぱり」という表情でした。京都だけの仕事で息子は充分忙しいようです。
ある子が「漫画家」になりたい・・と大志を抱き、東京へいきましたが、漫画家は挫折、派遣で仕事を、
していたのですが、「派遣切り」にあい、職をうしないました。如何にか、正社員を求めて職さがしをしているのですが、なにしろ、「食べてゆかんあかん」ので、、切り詰めて、切り詰めて、如何にか食べている・・・という。バイトでつなぎながらだと思います・・・
大学をでた、ある子も「仕事がなく」、「役者になろうと、1年、就職浪人していたのですが、世の中の厳しさにハタときずき、今は就活三昧のひとり暮らしです。この子も大学の授業料を国に借りているので、返しながらです。勿論親の援助はありません。この子もバイトで繋いでいるのでしょうね。
そんな厳しい時代に我が息子達も世の中に出ているのかと思うと、親は良い時代に恩恵をうけたのだから、
その「良い思い」を出切る事なら、次の世代にかたちあるものとして、残してやりたい・・と思います。
それはお金でも学歴でもなくて、「只、一途に働く事、そのことが自分を作り出すという」それが子供を育てている間に彼らが感じていてくれたのなら、一つは親の役目は果たせていると思っています。
そして出切る事なら、もう一つ彼らが持った「目標」を一つでも多く、果たす事が出来るように、親は陰になり
「応援」できたら・・いいなぁ・・と思いながら今も働いている。
人が見れば「親バカ」だというでしょうが、何時までも「親は親」だから・・・
でも、今の時代の厳しさは^^^と旦那に愚痴ると、「戦後に生きた人の事を思えば、同じ事だと思えばどの時代も一緒だ」と言う。
確かに、彼らは今の時代を淡々と受け止めているのだから・・・
時代のせいにしてはいけないのだろうなぁ^~
by yukiwaa | 2012-04-25 14:21 | 生きものいきいき