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法事

昨日は、お父さん(主人の父親)の33回忌でした。

法事の多い家でしょう。
今回は今まで、仕事で私だけに預けていた法事の出席を主人も店を休んで一緒に行く事になりました。
自分の親なのに、殆ど、私任せです。嫁だから当たり前・・という家風で育ち、私も知らぬ間に慣れました。
7人兄弟の主人ですが、一人減り、一人寝込みで、寂しくなりました。それでも、夫婦揃う所の方が多いので、それなりに集まります。

朝にお寺に集まり、お堂でお経・・・寒くて、、、寒くて、、、「どうぞ、上着はめしてください」とお寺さんも言われましたが、それでも寒くて、、、お経が終わり、お焼香をすませ、説法が終わる頃、身体は冷蔵庫から出たみたいでした。兄弟皆が私よりも年齢が高いので、冷えはこたえるだろうなぁと思う。

お経が終わるとお墓に参り、そこでもお経です。寒いですがお父さんを思い出しながら、、、お焼香です。
法事_f0181394_15401422.jpg


そして、お寺さんに挨拶して、帰りました。お昼です。主人の実家は京料理屋なので、兄弟は此処で食事を頂きました。
とても、美味しい懐石料理でしたが、カメラを忘れていたので、、、画像はないのです。残念!!

年老いた兄弟、血のつながりはないのですが、こうして法事で集まる回数の多さで少しづつ、親しくなっていきました。・・・といっても<京都のおひと>身体の芯から暖かくなるような<付き合い>は無理ですが、それはそれとしての“良さ”があり、そこから、学んだ事も多くあります。

私などは7人兄弟の6番目、責任もなく気楽トンボですが、お姉さん(長男の嫁)は大変です。彼女の気苦労、〇〇家としての嫁の務めを粛々とこなしてゆくお姉さんには、教えられるものが多く、人として生きるとは、家を守るのを当然の事として、体の芯から叩き込まれているお姉さんは、到底真似できない存在です。

お兄さんが倒れてからは看病。
入院してからは4年と言う月日を殆ど、毎日お店の仕事をしながら、病院通い。
何時も楽しそうにお兄さんとの会話を話されるお姉さん。
お兄さんは殆んど、意志の疎通が出来ないのに、毎日お兄さんの好きな音楽を聞かせたり、野球を見せたり、孫の話を聞かせたり、地下鉄に乗り、または自転車で病院へ行かれます(自転車なら1時間です)

前回も今回もお姉さんが取り仕切る「法事」になり、皆に挨拶をする時に何時も、涙がこみ上げるようでした、言葉を詰まらせながらの挨拶でした。
きっと、この場にお兄さんがいないのが、残念なんだと思いました。

寝込んで10年がたちました。お姉さんがお兄さんにしてあげてる様に、私はできるだろうか、、、と何時も考えさせられています。
親戚の付き合いはこうゆう、先を歩く人からの勉強ができます。
やはり、親戚(人)付き合いも大切なんだと思う様になりました。歳でしょうか?

by yukiwaa | 2010-02-21 15:41 | 日常そろそろ