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戦争を知らない子供達は還暦を迎えました。

《危うさの足音》(憲法記念日インタビュー)
京都新聞に載っていた“沢田研二さんへのインタビュー”

京都出身の歌手沢田研二さんが還暦を迎えた昨年自ら作詞した「我が窮状」を発表した。詩はあえて「憲法」や「九条」という言葉を使わずに、平和への思いを伝える。なぜ、今、ジュリーはこの曲を歌うのか。憲法記念日に胸のうちを聞いた。---とある。

抜粋しますーーーー
憲法は米国から与えられたと言う人もいるけれど、詩にも入れたように「英霊の涙に変えて 授かった宝だ」と思ういます。特に惹かれるのは九条の戦争放棄の部分。「やられたらやり返す」じゃない。一対一のケンカと国同士の戦争は違う。戦争は望まない人まで巻き込む。家族が犠牲になったら「国のために」では済まないでしょう。
 阿部晋三首相の時、改憲論が盛んに出た。今も九条が窮状にあることに変わりはない。大っぴらに・・・略・・・・個人の力はちっぽけなもの。でも、言葉には出さないけれど「九条を守りたい」と願う人はいっぱいいる。「諦めは取り戻せない 過ちを招くだけ」ですから。
 僕は戦争を知らずに育った。それでも子供の頃、四条通りで傷痍軍人さんがアコーディオンを弾いていたし。進駐軍もいた。・・・・略・・・・中学校の頃のいつも授業が脱線する面白い先生がいた。「時代が変わったからこんな話も出来るようになった」と言っていた。「忌まわしい時代に 遡るのは賢明ではない」と思う。・・・略・・・・
 年齢を重ねた者が若い世代に何かを伝え、礎石にならないといけないでしょう。一市民として、歌を通して発言し、背中を見せてゆきたい。

沢田研二は同世代・・私たちも「戦争を知らない子供達」でした。若い頃、よく歌ったものです。“戦争を知らんねんから・・なぁー”と。
でも今、我々は歳を重ねて「戦争を知らない子供達」ではすまなくなったのではと思う。
歳をか重ねた我々がはっきりとした「指針」をもち、それを国に望んでゆきたい。

勿論、「憲法九条」は守らなければならない。世界に「誇れる」憲法として。

若い頃のジュリーより太ったジュリーが素敵!大きなお尻をフリフリ、コンサートで歌ってたジュリーがいい。人間沢田研二に彼は戻った。
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戦争を知らない子供たち 【C】


作詞 北山   修
作曲 杉田 二郎


戦争が終わって 僕等は生れた  戦争を知らずに 僕等は育った
●おとなになって 歩き始める
  平和の歌を くちずさみながら
僕等の名前を 覚えてほしい 戦争を知らない 子供たちさ


2 若すぎるからと 許されないなら 髪の毛が長いと 許されないなら
●今の私に 残っているのは
  涙をこらえて 歌うことだけさ
僕等の名前を 覚えてほしい 戦争を知らない 子供たちさ


3 青空が好きで 花びらが好きで いつでも笑顔の すてきな人なら
●誰でも一緒に 歩いてゆこうよ
  きれいな夕日の 輝く小道を
僕等の名前を 覚えてほしい 戦争を知らない 子供たちさ
戦争を知らない 子供たちさ

上の歌詞は
http://bunbun.boo.jp/okera/saso/sensou_siranai.htm
より抜粋させていただきました。

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モノポールに咲いたミニバラ

by yukiwaa | 2009-05-06 15:02 | 社会  山登りしんしん