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経糸がきれる  焦る織り曜日

モノポールの店先には、今は亡くなった姉から開店当時に貰った、<沈丁花><紫陽花><小手毬>がある。
勿論鉢植えなので、根が張ると花は弱ります、元気な頃は植え替えをしていたのですが、大きくなり過ぎる事もあり、挿し木をしては<代代わり>を繰り返し、そう、もう28年位ズート大切にしてきた。

<姉が見守ってくれている>・・そんな気がして、何かしら、げんを担ぐようなきもあり、時たま新入りも入れるが何時の間にか、「紫陽花の店」のようになっていた。

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昔の紫陽花の写真

でも、ここっ、3年位紫陽花がきれいでない。
南向きと言う、紫陽花にはあわない場所・・それでもテントが朝日を軽減してくれて、如何にか頑張って毎年きれいに咲いていたが、鉢植えで下がコンクリートなので、最近の暑さで、2年前は根ぐされした。
それでも、鉢を2重にして頑張っていたが、今年の5月末からの夏日の連続、葉っぱが焼けて・・・花も焼けて
とても<風情がある紫陽花>ではない。

温暖化がお店の紫陽花の引退を告げているように感じた。

昨日は3つの紫陽花の鉢を始末した。でもまだ3つある^^^

夏場の暑い日でも、きれいに咲いてくれる多年草の花を探そうと思う。

今日の休みは鉢植えだの、病院だの、色々しようと思っていたのに^^^
「スェーデッシュレース織り」に再度、挑戦。

組織は分かるが、織り具合・・が今一分からない。
先生は「緯糸はひつつくような感じでひっつかない感じで織る」・・・と言う。
目で見てないので、試行錯誤もはなはだしい^^^

それに経糸がソウコウの間違いが分かる・・・これも「経糸を切り後ろの方を機結びにして、手前は織り面の上5mmか1cm位のところで丸結びをすれば良い・・・
・・・最初は上手く行きましたが^^^

出ている糸は気にせず織り込むこと・・・と言われていたのに、気になって切ってしまい・・それからが・・・<地獄>でした。
経糸は切れまくり、切れただけなら治せますが、糸の片方がない・・・そうです、織られていて、解かないと糸口が見つからない・・・それが何と4本だけのはづが・・
織り調子が良いので、すこしきつく経糸巻いたら、ブツブっ・・と他の場所も何本か切れてしまいました。

機結びしても、糸の糊けが取れているからか・・弱い。
それにただの、絹糸ではない、節のある絹糸・・ウールで言えばスラブ・・って感じの絹糸。
隣の糸と絡む時がある・・・やはり西洋式の天秤式の織り機では「ちょと、しんどい」んだろうか?

私の織り機はグリモーグラのイデェアル。
最初に教わったコードのつなぎ方、色々自分で触っていると、「これでも良いんでは?」と思えるコードのつなぎ方の順番が分かってきて・・・
今までの結び方ではカウンターマーチからのコードをソウコウの前を通り下招木に結んでましたが、ソウコウの後ろへ糸を通して下招木へ結ぶました。
その代わり、足木へ結ぶ順番は変わります。手前から上招木、下招木の順番になりました。

どちらでも良さそうですが^^^今回はそうしてみました。

多少、下招木が千巻の捧に当たらなくなりました・・・

タイアップにより、多少の招木、足木が基本通りにならない・・・と本にあった。
この織り機は足木とソウコウのバランス・・だと言う。

絹糸が1のソウコウに300本、2のソウコウへ200本後の3,4のソウコウへ50本である。

足木も8本あるのに、6本しかつけていない・・・そこでバランスが取れなくなるみたい^^^みたい^^^。


完璧には出来なくとも、招木や足木が気にならないぐらいには調節したい・・でも開口もきになるから、
開口第一かもですが^^^

今日は疲れただけで、収穫のない日でした。

歳を忘れている・・・と思う。

世間の人と話していると、「自分自身があまりにも考えていないのか?」と思わされる。
「老後」の話。

考えても仕方ないし^^まだ^私にはその「時期」にないのかもしれない。

でも、自由に使える体が元気でいられるのには、確かに限界があるんだろう・・・私の織りへの姿勢は
「老後を考えていたら出来ない、スピードと遠回りです」。

織りの基本
1、糸長の計算が出来る
2、組織図が読める
3、糸の太さと筬の関係がわかる。
4、織り巾がそろう。
5、糸を乱れないようにさばく事が出来る(これは機がけの時に絶対必要)
6糸を機にかえる事ができる
 筬とおし、ソウコウ通し、綾返し、糸をさばいて男巻へ糸を巻き込んでゆく。
 かり筬を使わない前から糸を持ち引っ張り(筬とソウコウ通しが終わってから)後ろへ巻いてゆく。
7、整経ができる。
8、織り耳の理解。

・・・・・・・・らしい。(何処かのネットで見ました)

3、と5、と6、と8、が今一出来ていない。

経験以外ないんだろうなぁ~~

身体も大事だが仕事もサボれない。
これが「老後」だとは思えない毎日の仕事量である。

時間を考えると^^^焦る「織り曜日」でした^^

by yukiwaa | 2013-06-25 00:34 | 織りものゆたゆた