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玉糸・綿糸・コットンリネンなど・・

今日は、織り展から手抜きだった「掃除」をする事に、
私の腰痛と十兵衛の病院通いが重なり、展示会後も思うように身体を動かせず、いい加減ストレスが溜まりかけていたので、エンジンがかかると「掃除」というより「大掃除」になりました。
休み休み、それっ、そこはやはり「歳」です。集中力が途切れます。
1日かけて布団をほし、部屋の掃除等片付をすませました。・・・・お布団にお日さまの臭い?が気持ち良い!今日は黄砂もないようで、久しぶりの「布団干しびより」になりました。

昨日は久しぶりの織教室、今年1年の計画を先生に話し、先ずは何を織りたいか?それからデザインを考え、それに合った糸と筬を考える。
それから、経糸本数と整経長、総経糸長さ、・・・それらを糸長でわり糸の総重量をだす。

何と、きちっとした「やり方」なんだろう。今まで此処まで計算して糸を注文した事などない。

着尺を織る人の着物のデザインと糸量の出し方のノートを見せてもらう。

その人は着尺幅で1050本の絹糸を使う。
(先生は1200本だそうです。絹糸でも色々あるんですねっ・・・ビックリ・・新発見ばかり。)

着尺のデザイン図ですが、実物大の2cmの糸のデザインを描き、それを拡大して描いている。
経糸が5種類位色がありそれぞれ1色づつの総糸長をだす。
そして使う絹糸の枠周に枠回数をかけたかせの糸の長さをだし、各色の総長さをかせ糸の長さで割る。
それで、何かせいるかをだして、注文する。
それらを出したい色に草木染で染め上げていく。ひとかせづつ・・・

--------すごい、綿密な工程。でも面白い!-------細い糸に惹かれる日本人のDNAなのでしょうか?----

私は着物は織れないだろう、仕事と二人三脚では到底時間など作れない。

でも、この着物の工程は、私の雑な織りの工程を少しは丁寧なやり方に変えてくれそうで勉強になります。

どんな事も今は「勉強」です。

今日はノートを整理して、、、ついでに頭も整理しました。

玉糸をかいました。綿糸も買いました。
スエーデンのコットンリネンで昼夜織りします・・・でもナカナカ時間がかかりそうです、、、

家の織り機にも経糸をかけたいなぁ~~

by yukiwaa | 2012-05-09 00:01 | 織りものゆたゆた