お願い。
今日はお墓参りに行きました。
お墓に手をあわせ、拝む。
少し、変わりました。今まではお願いばかりでしたが、今日はありがとう・・・と言えた。
お墓に眠っている人にお願いするのは筋が違うと法事でお寺さんに聞いたが、それが人情である。亡くなったけれど、親しい人がいるとやはり、現世での関係から「お願い」をしてしまう。
でも、「この歳まで健康に働けている事、家族が皆、働いていけてる事」に感謝して「ありがとう!、これからも
見ていてください」と言えた。
一つ言う事を忘れていた。母や姉のお墓にもう一度戻り、連絡とお願いをした。
「次男の独立の事、見守ってやってください」とお願いした。・・・やっぱりお願いしてしまいました^^^
被災地の人はどれほど、お願いしたいだろう。
「あの人とあわせて、
あの子とあわせて、
あの子と一緒に笑いたいだけです。
一緒に歩きたいだけです。
一緒に食事をしたいだけです。
多くの事は望まない。
あの土地に住みたい。
今までしていた仕事を普通にしていたい。
あのわんちゃんと散歩に行きたい。
あの山でのヨモギを摘みたい。
あの山での土筆のテンプラを食べたい。
あの日のように、他愛無い事で近所の人と笑いたい。
あの日の様に、他愛無く、ケンカもしたい。
こんな、ちっぽけな事なのに、何一つお願いしても・・聞いてもらえない。
この虚しさ、このからっぽなまま生きてゆく大変さ。
だれも、責めれないけれど、誰にも、助けを求められないけれど、、、
神様だけにはお願いしたい。
全ての人を大きな懐で温めて下さい。大きな懐で包んで休める場所を与えてください。
神様、お願いです。
あなたにお願いする以外誰にも声が届かないのです。
絶望の中で、ひかりがみえてくる朝が、必ずある。
我々はそれを信じなくてはいけない。
先に逝かれた方に、生きていくものが、共に生きこの時代を乗り越えないといけない。
「第二の戦後」と言われているこの日本の社会を生きてゆかないといけない。
今年の紫陽花の新芽がこのままの状態で枯れていました。
でも、可愛い新芽をつけていた紫陽花もありました。
バラの新芽。
小手毬の新芽。
元気な新芽たち。がんばれ!・・・と思わず声をかけた。
by yukiwaa | 2012-03-19 21:27 | 社会 山登りしんしん