就職・・・労働とは?

ご無沙汰しております。

1週間ほど前に嬉しい事が二つありました。息子達の事です。
でも書くのもなぁ~と言う程度のモノです。

こんな時、姉が生きていれば、母が居れば、一緒に喜んでくれただろうに・・と思うと逆に寒い気がしてきました。
隣の奥さんにその話をすると
「でも、姉妹よりも子供の事は主人の方が一緒に喜んでくれたわ。やっぱり主人よね。奥さんは旦那さんいるからいいやん・・」と言われた。彼女は40代半ばでご主人を亡くしていた。
「そうね、贅沢ね」と私の気ままを反省した。

息子達は上の子も下の子も自力で仕事を探しました。
長男は手当たり次第に「求人」の張り紙のある美容院へ飛び込み、自分の「美容師論」を話し、何軒かオファーを得、最後は選べる位になりました。

長男は薄給でアシスタントをしながら「通信教育」を受け(当然ですが、費用は全て息子は自分の給料で払いました。家にも入れさせました。)
美容師の国家試験をうけ、その店で信用を勝ち取り、2軒目をまかされることに、その後28歳で独立するも、親は「開店祝い10万円」を渡しただけで、全ての事、例えば工務店探し、不動産屋さんとの駆け引き、京都では老舗の不動産屋さんは「掘り出しものの物件」は表に出さず、<借り手>を吟味する・・と言う<貸し手>本位の物件もあるのです。その物件を出してもらえる位
不動屋さんに日参し、人柄を見てもらい、京都では「鉾町」といわれる場所にお店を構える事が出来たのです。それらの全てを一人でやりました、親は見てるだけ、、ローンの保証人にはなりましたが。それが親としてやってやれる、只ひとつの事でした。
今年で4年、一人暮らしをしながら、人も雇い、厳しい時代を如何にかやりくりしてきましたが、私は何時もハラ。ハラでした。
心配で過食症になりそうでした(笑)
それが、今年の6月の売り上げが<過去最高の売り上げ>をしたのです。
大きな手ごたえを感じた事でしょう。
マダマダこれからですが、・・・これが・一つ目の嬉しい事でした。

もう一つは次男です。
次男は高校を出てトヨタの子会社へ就職しましたが、これが性に合わず、あっさりやめてしまいました。
小さな会社の箱のなかで仕事をするのが息が詰まる・・とも言い。本社のトヨタに挨拶に行った時等は、今までに見たこともないような不機嫌な顔で帰ってきて、背広を脱ぎ捨ててました。
それからは自己責任です。職安で仕事を探し、今の水道の設備の会社に就職するも、その会社は立ち上げて2年目でした、有限にもなってなくて、労災はありましたが、全ての会社なら当然あるべき<保障>は殆どありませんでした。
でも、手先の仕事が好きな職人肌の息子には性にあったようでした。
「技術を自分のモノにするまでは、全て我慢すれば良い」とよく主人は私に言っていました。
その通り、金銭の事は一切言わず、保障がなくても黙々と働いてきました。
その様な場で頑張らないといけない子もいるのです。でも、好きだから出来るのでしょうね。
「その会社でどうしても必要な人間になればいいんや」と主人は言ってました。私もそれが大事だと息子には言いました。
実働18時間と言う時もありした。7年が過ぎ、今は現場を任せられ、人を手配して仕事をする位になりました。最近では「見積もり書」も自分でつくり、きっと達成感も感じられることでしょう。

そして、小さい家族会社は少しづつ軌道に乗り始め、事務所も大きくなり、国家試験は毎年会社がバックアッアプしてくれて、息子は苦手な勉強から離れられなくなりました。
そして今月から、やっと世間では当たり前の社会保険「厚生年金」がつくようになったのです。
よく頑張った息子に「良かったね・・」といいました。・・・・これが二つ目の嬉しい事です。


世間では当たり前ですよね。でも努力しないと手に入らない人もいるのです。
今、これから仕事を探す人へ・・・時間をかけて努力し続ければ何時か誰かが見ていてくれるのです。
お金が目的の仕事探しはつまらない・・自分が納得出来る仕事なら苦労も出来るでしょう。

「13歳のハローワーク」を書いた村上 龍が言ってました、「昔書いた13歳のハローワークは仕事の種類の多さを知ってもらいたい、そして挑戦して欲しい・・と思い、書きましたが、今回の13歳のハローワークは全ての若者が幸せにはなれない時代になった。これからは<生き抜いてほしい>その思いで書きました。」と。
ーー若者が行き抜けるために私たち親は何をしたら良いのか?何をしてはいけないのか?----


f0181394_15544115.jpg

宵山に行くAちゃん親子の浴衣を着付けました。帯の写真がないのが残念。私のオリジナルでした。
着くづれもせず、楽な着付けにAちゃんは嬉しそう!娘がいたら、、、と思う瞬間。
f0181394_1558338.jpg

17日は巡行。昼から最後の「鯉山」が見たくて出かけました。
大きな道の御池から細い道の通り新町に入るときが<圧巻>旦那が話していたので四条から御池まで歩きました。
f0181394_161228.jpg

見たかった「鯉山」です。江戸時代初期の桧で出来ている登り鯉です。生命力を感じます。
f0181394_1653869.jpg

f0181394_1655184.jpg
f0181394_166898.jpg
f0181394_1662276.jpg

解体されてゆく鉾

祇園祭はマダマダ続きます。
[PR]

by yukiwaa | 2010-07-18 16:06 | 生きものいきいき | Comments(10)

Commented by hiranuma-nasubi at 2010-07-18 17:45
yukiwaa さん
お久しぶりです。なすびです。
息子さん、頑張りましたね。いいお話をありがとうございます。
うちの子も「好きな仕事をしたい、そしたらどんな事も我慢できる(はず)、お金じゃない。」などと言います。
でも心配。すっかり過食症です^^
Commented by 鎌倉トランプ at 2010-07-18 23:14 x
こんばんわ。
息子さんたちのお話、、いいですね。
本当の力は、そしてその結果は、、直ぐに手に入るものではないのですよね。そこまでの頑張り、、すごいと思います。

そんな息子さん達のお母さん、、
お母さんも「焦らず、ゆっくり、一歩一歩、織ってください。一挙に何もかもピョンピョン飛びで進もうすると(真の力)は得られない!」、、そう思っています。

山鉾巡行!、、毎年これを見てから帰省していました。
懐かしいです。ありがとう。
Commented by saheizi-inokori at 2010-07-19 09:31
全然当たり前ではないですよ。凄いことだと思います。
近くに住んでいたらお祝いしてあげたいくらい!
今日の写真は力強くて迫力があります。
息子さんたちの力が乗り移ったみたいですよ^^。
Commented by toco-luglio at 2010-07-20 14:08
すっかり、お久しぶりです~
自分で道を選んで、しっかり歩んでおられる、すばらしい息子さん達ですね。
自分達の少し前には、こういう先輩達が歩いていることを、今はまだ
勉強中の娘に伝えようと思いました。
国家試験、がんばってくださいね!
地蔵盆はもう終わりましたか?
祇園祭、もう何十年も行っていないなあ...写真、素晴らしいです!!!
このお祭りの頃から、本格的に暑くなると言われていましたが、今はもう、その前から十分暑いですよね。
鎌倉も毎日暑いです。十兵衛のお散歩、大変でしょう?
Commented by yukiwaa at 2010-07-20 19:06
nasubiさん!こんにちわ。
ご無沙汰してます。
子供の事は何時までも心配ですね。
我が家の場合は親が自営というのも子供の「仕事に関する考え方」は影響したと思います。
親が好きな事をしてるのをみています。苦労も見ています。
小さな頃、下の子は「お母さんは何でこんなに働かなぁ、あかんの?」と言ってました。
今は息子達に「何でこんなに働かなぁ~あかんの?」と聞きたい気持ちです。
好きな事・・と言ってもその子に、むき、不向きはあるでしょうね。
親から見て、如何なんですか?
Commented by yukiwaa at 2010-07-20 19:12
トランプさん!こんにちわ。
息子達は一筋縄では此処まできませんでした。
色々な事を「仕出かし」てます。その度に私はウロウロするばかり、、でも此処・・と思うところで面と向きあい、社会に出た先輩tとして話をしました。
下積みのある仕事ばかり、、、ですね。
何のスキルもなかった子達です。社会が大きくしてくれました。

織りは来年はもう少し、ゆっくりしますが、今年は昨年皆さんから聞いていた事(宿題)を頑張らんと・・と思っているのですが、、、ナカナカ進みません、、
Commented by yukiwaa at 2010-07-20 19:15
佐平次さん!こんにちわ。
ありがとう!!とても嬉しいです。

<近くに住んでいたらお祝いしてあげたいくらい>本当に嬉しい!!限りです。佐平次さんの優しさが伝わってきますよ!

写真、良いですか?嬉しい!!
Commented by yukiwaa at 2010-07-20 19:26
とこさん!こんにちわ。
スキルを積み上げている子は我が息子達とは違う苦労があると思います。今、日本の社会ではスキルのある人が「職」を得ていないですね。
社会が疲弊しているからか・・・大変ですが、我が息子の様に下積みの経験を嫌がらなければ、下積みをさせる会社なら娘さんは「鬼に金棒」ではないでしょうか?
<寄らば大樹の木>は死語になりつつありますね。
ディズゥニーランドの会社に勤めた甥っ子も40歳間近で会社を辞めました。大きな会社には「生きにくい」事も多いようでした。それに大学をからの紹介でした。今は自分がしたいことをしていますよ!

暑いです。散歩は夕方店に連れてゆく時に西京極のグランドの木陰ですませる事も多くなりそうです。さすが土手は暑い!
十兵衛は暑さに極端に弱いのです!クーラーが大好きです。良い位置で何時もゴロッとしてます(笑)
Commented by yura-tami at 2010-07-22 21:57
すてきなお話ありがとうございます!
こどもさんのお話を聞けて、よかったと思います

自分の好きな事なら、何でも頑張れる・・・
こどもだけでもなく、わたし達大人にも言える事
すばらしい!
わたしの息子もやりたいことの為に働きながら勉強をしています
家族が後押ししてくれてるので、精神的にありがたく思ってます
yukiwaaさんのように、がんばれ、がんばれと
いつも応援してるんですよ^^
Commented by yukiwaa at 2010-07-24 13:47
yura-tamiさん!こんにちわ。
激動の社会で、誰を頼れるか・・・「自分が確実」だと息子たちは肌で感じているのでしょう。
私も昔から「大きな会社」へ入ってほしいという気は、余りなく、只「自分で食べていってほしい!自立してほしい!」それだけでした。
大きな応援もせず、淡々とご飯を作り、洗濯をしてきただけなんですよ、口も出さず、金も出さない(笑)。それが彼らには<楽>だし<自分らしく生きてゆける>と思うんですが。