丸いもの


とめどなく緩やかに暖かく夢見ていた頃には

母がいた。
姉達がいた。

体が硬く、弾まない。

息子に「やかん」を買った。
お茶ぐらい沸かしなさい・・・ひとりで。

もう一人の息子に毎朝「おにぎり2個」握る。
それ位食べていきなさい・・ひとりで。

息子も旦那も私も時間差で夕食をいただく。
何時も十兵衛だけが食事のお供。

旦那には三つ指突いて、「ねだる十兵衛」。
私も彼の実家の障子を開ける時、三つ指突いていた。

あの頃の大家族は・・今、皆老いた。
時間がとめどなく広がってすべてをさらって過ぎてゆく。

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丸いもの心の中にありますか?
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by yukiwaa | 2009-02-06 14:41 | 思い出つらつら | Comments(8)

Commented by takoome at 2009-02-06 17:31
サワディ〜カ〜
これでも流れ流されて丸くはなってきたよぉな、
それでも時々いや、もっと頻繁かも知れない、
ガタガタ、ゴトゴト、ゴツンゴツンとあたるのは、
まだまだ足らぬ修行の道、
先月も大きな角がポッキリと、
みるも無惨なその傷跡・・・・そんな所でしょうか、
心の中にいるその固まりは、まだまだ丸いものにはなってくれません。
Commented by aamui at 2009-02-06 17:45
    胸底にほの白き石去年今年

この石は卵型です 穏やかな言葉があると丸い心になるのだと解りました 
Commented by toco-luglio at 2009-02-06 18:49
十兵衛、このあと、鼻でころがしましたか?
この真剣な視線、好きです。
Commented by シンシア at 2009-02-07 11:28 x
こんにちわ~
子供の頃より父や母も丸くなって来たかも~
私も角が取れて来るのは何時の日かしら・・・・・
Commented by yukiwaa at 2009-02-07 14:05
aamuiさん、コメント有難うございます。

胸底にある塊が「卵のような丸いもの」・・・・其処まで行けるよう年を重ねたいです。
こんな風に仰っていただける人が少なくなりました。

姉ならどう言ったでしょう?
何時も考えてしまう。

Commented by yukiwaa at 2009-02-07 14:07
とこさん、これは亡くなった姉が育てていた「ザボン」実が出来大きくなったの。姉は亡くなりましたが毎年実をつけているようです。

十兵衛が転がすには重い。
臭い・・「何者か?」と言う感じです。
Commented by yukiwaa at 2009-02-07 14:08
シンシアさんの写真を見ている限り、「卵ぐらいに丸いもの」感じます。

娘の頃はバカにしていましたが、大切ですね。
丸は何処からも丸いのですから。
Commented by yukiwaa at 2009-02-11 13:50
蛸さん、あなた同様只今修行中です。

aamuiさんも仰っているように「穏やかな言葉」は生きものです。自然と口から出てくればそれは心穏やかに過ごせるのでしょうね。

堪忍・修行・丸いもの目指して・・・